コラム

どうしてシュリクフィルムは開封し辛いの?ユーザーにやさしい「Wミシン」加工ってなぁに?

2019.04.16

何故化粧品等を包んでいる透明のフィルムは開封し辛く、ストレスを感じるのでしょう?わざと開封しにくくしているのかと悪意を感じる事もあります。

そんな開封しにくいシュリンクフィルムの開封性を良くする方法として「Wミシン」と当社で呼んでいる加工があります。

「Wミシン」は2重になっているためユーザーにストレスなく開封ができます。

シュリンクフィルムを利用する理由の一つとしてヴァージン性の確保があります。
この為、簡単に開封し元通りに戻すことができてしまっては意味がありません。
しかし、購入したお客様が開封し辛さにストレスを与える事はユーザビリティを向上させる意識に欠けていると感じる方がいるかもしれません。

「Wミシン」はフィルムが2重になっている貼り合わせ部分の強度を利用して、ミシン目を入れます。
こうする事で単純にツマミをつけて単純に貼り合わせ部分以外にミシン目を入れた物よりも開封性の向上が認められます。

リサイクル法による決め事によって、シュリンクフィルムとペットボトルの分別が必要な飲料のラベルではよく目にする加工方法ですが、当社では化粧品や健康食品等のRシュリンクに採用する事を推奨しています。

Rシュリンクラベル(R製袋)
ラベルシュリンク(スリーブシュリンク)

 

当社ではミシンを入れない場合と同単価で対応可能です

通常「Wミシン」加工を採用する場合は加工単価が変わる為シュリンクフィルムの1枚単価に影響があります。
条件によりが、当社ではミシンを入れない場合と同単価で対応する事も可能です。

製品の容器をお預かりさせて頂けましたら、サイズ設計及び貼り合わせ部分にミシン目を入れた手作りのサンプルを作成し、テストを実施頂けます。
是非ユーザビリティを意識した「Wミシン」加工の採用をご検討ください。

詳しくは営業担当又は当WEBページのお問合せページからお願いします。

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